大浦神社秋季例大祭・競馬神事とは?

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大浦神社秋季例大祭(読み方:おおうらじんじゃしゅうきれいたいさい けいばしんじ)は、岡山県浅口市にある、大浦神社の秋季例大祭で、2日間にわたり毎年行われます。

最大の見どころは2日目に行われる、競馬神事(読み方:けいばしんじ)で、境内で2頭の神馬(しんば)が駆け抜けます。

大浦神社秋季例大祭・競馬神事のスケジュール

朝競馬(あさけいば:午前8時30分)、昼競馬(ひるけいば:13時)、留守競馬(るすけいば:14時)の3回は、東から西の鳥居までを3往復します。

▼競馬十二懸神事(けいばじゅうにかけしんじ:17時)
神馬2頭が東から西の鳥居までを、12往復(1年12カ月を表すそう)します。うるう年のみ、13往復するそう。

3回目に鉢巻を付け、6回目に裃(かみしも)を脱ぎ、9回目に紅白の襷を付け、最後の2回(11、12)は鞭を入れて競います。

勝った方の騎手は、境内を3周しながら、馬上で弓に矢をつがえたまま持ち、そのまま的まで進み、的に矢をぶつけます(必中させる為に射ません)。

大浦神社秋季例大祭・競馬神事の服装

裃(かみしも:和服における男子の正装で、袖なしの肩衣(かたぎぬ)と袴(はかま)が、同じ生地で作られたもの)、足袋、草履

大浦神社秋季例大祭・競馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?

1559年(永禄2年:えいろく)に細川通董(ほそかわみちただ)が、三郎島から現在の場所へ遷座(神体を他の場所へうつす)した際の神幸行事(しんこうぎょうじ)に、40頭の神馬を参列させたのが始まりだそう。

大浦神社秋季例大祭・競馬神は、いつ行われるの?

毎年10月第1日曜日(祭り2日目)に行われます。

大浦神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

岡山県浅口市寄島町7756

▼自動車
山陽自動車道鴨方ICより約16分

▼電車
JR山陽本線里庄駅より車で約10分

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