那須神社例大祭・流鏑馬(読み方:なすじんじゃれいたいさい やぶさめ)は、栃木県大田原市にある、那須神社の例大祭で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、参道を鳥居から本殿へ向けて直線を駆け抜けながら、1つの的を狙います。これを3回繰り返します。
的は地面に置かれた立て板に紙を貼り、3重丸が書かれています。
的へ向けて矢を放った後、板的を付けた棒を持った世話人が、地面に叩きつけて板を割り、ご利益があるとされる為、争奪戦が始まります。
那須神社例大祭・流鏑馬の服装
立烏帽子(たてえぼし:高く立てたままで折らない)、白い鉢巻き、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、太刀
※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。
那須神社例大祭・流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?
1187年(文治3年:ぶんじ)に総領・那須与一(なすのよいち)が、土佐杉で社殿を再建し、例大祭で流鏑馬を行ったと伝えられているそうですが、詳しくは分かりませんでした。
那須神社例大祭・流鏑馬は、いつ行われるの?
毎年9月第3月曜日の敬老の日(日付は毎年変動する)に行われます。
那須神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
栃木県大田原市南金丸1628
▼自動車
東北自動車道矢坂ICより約30分、西那須野塩原ICより約30分
隣にある道の駅那須与一の郷に駐車出来ます。
▼電車
JR東北本線(宇都宮線)、東北新幹線那須塩原駅、西那須野駅より車で約21分
▼バス
那須塩原駅より大田原市営バス那須塩原線「道の駅那須与一の郷」下車すぐ
西那須野駅より関東自動車バス「八幡神社前」下車すぐ
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