塩釜神社・流鏑馬神事とは?

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塩釜神社・流鏑馬神事(読み方:しおがまじんじゃ やぶさめしんじ)は、宮城県塩竈市(しおがまし)にある、鹽竈神社(しおがまじんじゃ:正式な感じはこれ)で、毎年行われます。

馬上から的を弓で射る射手(いて)は、境内に設けられた曲線がある特設馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの板的を狙います。

別宮(べつぐう)・左宮(さぐう)・右宮(うぐう)それぞれに1頭をたて、3騎がそれぞれ3回ずつ行います。

スタート地点を馬場元(ばばもと)と呼び、一の的(いちのまと)、二の的(にのまと)、三の的(さんのまと)、ゴール地点を馬場末(ばばすえ)と呼びます。

馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。

塩釜神社・流鏑馬神事の服装

綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、立烏帽子(たてえぼし:高く立てたままで折らない)、水干(すいかん:丸襟で背縫いがない)、水干袴(すいかんばかま)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、、弦巻(つるまき)、箙(えびら:矢を入れる容器)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)又は足袋

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。

塩釜神社・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?

鎌倉時代に留守職(るすしき)・伊沢家景(いさわいえかげ)が、3頭の馬を献じて行い、部下の士気を高めたのが始まりだそう。

塩釜神社・流鏑馬神事は、いつ行われるの?

毎年7月第2日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。

鹽竈神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

宮城県塩竈市一森山1−1

▼自動車
三陸沿岸道路利府塩釜ICより約7分

専用無料駐車場があります。

▼電車
JR仙石線本塩釜駅より徒歩約7分

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