土師神社秋祭り・流鏑馬とは?

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土師神社秋祭り・流鏑馬(読み方:どしじんじゃあきまつり やぶさめ)は、群馬県藤岡市にある、土師神社の秋祭りで、毎年行われます。

弓馬術礼法小笠原教場(きゅうばじゅつれいほうおがさわらきょうじょう)が奉納します。略称(小笠原流)。

馬上から的を弓で射る射手(いて)は、長さ約200mの参道に設けられた直線馬場(ばば)を駆け抜けながら、2つの板的を狙います。

矢を番える(つがえる)動作の間に、「陰陽(いんよー)」という声を発します。

最初に笠(五色)、白い装束、赤い襷、袴、足袋、草履姿の射手が、的の前で停止した状態で的を射ます。

スタート地点を馬場元(ばばもと)と呼び、一の的(いちのまと)、二の的(にのまと)、ゴール地点を馬場末(ばばすえ)と呼びます。

馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。

土師神社秋祭り・流鏑馬・小笠原流流鏑馬の服装

騎射笠(きしゃがさ:竹を編んで漆塗りにしたもの)、筒袖(つつそで:和服の袖の形)の紋付(もんつき:家紋の入った着物)、小袴(こばかま:すその短い狩り用の袴)

鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)、和銜(わばみ)を使います。

土師神社秋祭り・花馬(はなうま)とは?

鞍の上に大きな花飾りが取り付けられた、花笠を乗せた神馬(しんめ)が、流鏑馬が終わった後に馬場を往復します。

土師神社秋祭り・流鏑馬・花馬の始まりや由来、歴史、起源は?

1960年代に途絶えていたものを、本郷根岸花馬保存会が2002年(平成14年)に花馬、2003年(平成15年)に流鏑馬を復活させ、現在に至るそう。

土師神社秋祭り・流鏑馬・花馬は、いつ行われるの?

毎年10月下旬の日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。

土師神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

群馬県藤岡市本郷168

▼自動車
上信越自動車道藤岡ICより約12分

▼電車
JR八高線群馬藤岡駅より車で約6分、徒歩約40分

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