練習という言葉を調べると、
「技能・学問等が上達するように繰り返して習う事」等と出てきます。
もちろんこれで意味は通じますが、最も大事な部分が不足しているので、多くの方が正確に理解出来ていません。
前提条件が間違っている為、ただ繰り返すだけの無意味な練習になっているのが実情です。
不足している最も大事な部分は、
「何の為に、技能の上達が必要なのか?」という点です。
失敗しない乗馬クラブの選び方で最も大事なポイントとは?という記事内で解説している「あなた自身が乗馬に何を求めるのか?乗馬で何がしたいのか?」が、その答えになります。
乗馬の練習をする正確な意味
「乗馬で何がしたいのか?」、その為にどんな技術が必要で、その技術を習得する為に練習を行うというのが、正確な意味になります。
例えば、「海岸沿いを駆け抜けてみたい」「山の中を散歩しながら、時には駆け抜けてみたい」等が目的だった場合、自由自在に走れるようになる必要があります。
「自由自在に走れるように練習する」のは、海岸沿いや山の中を駆け抜けたいからであって、走れるようになること自体が目的ではありません。
常に「何がしたいのか?」という目的が先であり、そこへ辿り着く為に必要な技術を、練習で身に付けるという流れで考える必要があります。
そして、無意識で使えるようになるまで、繰り返し行い刷り込んでいきます。
乗馬初心者が爆速で上達する方法
最速最短で必要な技術を身に付ける為には、頭の中に体感を伴ったイメージを作り上げる事が最重要になります。
まず、数多く観察する事でイメージを作り上げ、実際の練習時にイメージとの差を修正していきます。常に思考しながら練習する事になるので、上達スピードが爆速になります。
イメージに近付ける為に修正を繰り返していくので、失敗に目を向ける必要がありません。
ここも非常に重要で、たとえ数回で上手くいかなくても、まだ完成形との差があるだけなので、まったく気にせず目指す姿だけを追い続けましょう。
イメージと実践した際の差を修正するコツと練習方法
立っていても座っていても構いませんので、軽く目を閉じて視覚に頼らない状態を作り、リラックスします。
目を閉じたまま、頭の中でイメージした場所に、地面と水平に手を上げてみてください
そして目を開け、ちゃんとイメージした場所にあり、地面と水平になっているかを確認してみましょう。本当に水平になっていますか?
ズレが少なくなるように、色んな動作で検証を続けてください。鏡の前で行うと確認しやすく効果的です。
これを繰り返していくと、自分の身体を自在に操れるようになっていきます。
※体の筋肉を動かす為の神経を全身に通し、運動能力を上げる訓練方法という記事で解説した練習方法も併せて行っていただくと、効果絶大になります。