乗馬ポロ競技とは?

sokaijoba

4人の騎手で1チームとなり、7分間のチャッカを最大8回行い、スティックを使ってより多く相手のゴールにボールを入れる、得点を競う競技です。

ポロのルール

1982年に設立された、国際ポロ連盟(FIP)の規定するポロのルールの一部を解説していきます。

規定は変更もあるので、細かい部分は国際ポロ連盟で確認してください。大会ごとに規定が大きく違う場合もあります。

ユニークなポイントは、ハンディキャップ制度があるところになります。

ポロのルール・人数と番号

人数は4人で1チームとなり、1~4番号を付け、各ポジションが割り当てられます。

▼1番
フォワードであり、ゴールを狙います。

▼2番
フォワードであり、攻撃でも守備でも1番を補助します。相手の3番をマークします。

▼3番
戦術的リーダーであり、フォワードにボールを供給します(長打が重要)。

▼4番
守備の主力です。

ポロのルール(フィールド・スティック・ボール)

▼フィールドサイズ
幅183m×長さ275m(ゴールポストからゴールポストまで)。

▼ゴールサイズ
ポストの高さは少なくとも3メートル、ポスト間は内側から7.3mの距離。

▼ボール
直径7.6~8.9cm、重さは120~135gの範囲内。

▼スティック(マレット)
120~135cmの長さが多く、ヘッド部分は160~240gが多い。

ポロのルール・ゲームの進行と流れ

7分間のチャッカ(Chukka)を最大8回(4、5、6が多い)行います。7分後に笛が鳴り、プレーが続いている場合は、プレーが切れるか、さらに30秒後に笛が吹かれて強制終了します。

チャッカの間には3分間の時間があり、そこで馬を乗り換えないといけません。別途5分間のハーフタイムもあります

1、ハーフウェイラインで両チームが向き合い、審判がボールをハーフウェイラインに投げ入れて試合開始。

2、ゴール毎にコートが入れ替わり、ゴールが反対側に変わります

ポロのルール(フィールド)

▼ニアサイドショット
スティックは右手のみで持って打たないといけない為、左側で打つ場合も右手で打つ必要があり、これをニアサイドショットと呼びます。

▼ペナルティゴール
ゴール付近でファールすると、相手側の得点になります。

ラインオブザボール(Line of the Ball)

ボールを打って進んで行った方向の延長線上のコース(ライン)に、打った選手以外が前に入ってはいけません(衝突の危険、騎手への危険がまったくない距離を除く)。

ライドオフ(Ride off)

相手と同じ方向に進んでいる場合のみ、横の安全な角度から近づき、接触は馬の肩同士で行い、相手をラインオブザボールから押し出して遠ざけ、ボールを奪います

フッキング(Hooking)

相手のボールと同じ側、又は真後ろにいる場合で、かつスティックが肩よりも下にあり、ボールを打つ動作をしている場合のみ、相手のスティックを引っかけて阻止出来ます。

ポロの服装

あご紐が固定されたヘルメット、ポロブーツ、ニーパッド、相手と違う色のチームシャツ(1~4の番号が必須)

-乗馬競技や乗り方の種類