4人の騎手で1チームとなり、10分ハーフの前後半・合計20分間に、ハンドル(持ち手)が付いたボールを、より多く相手のゴールへ入れる、得点を競う競技です。
※2人の交代選手を含め、合計6人と6頭(5歳以上)でチームを組む事が出来ます。
ホースボールのルール
1999年に設立された、国際ホースボール連盟(FIHB)の規定するホースボールのルールの一部を解説していきます。
規定は変更もあるので、細かい部分は国際ホースボール連盟で確認してください。大会ごとに規定が大きく違う場合もあります。
ホースボールのルール(フィールド・ボール)
▼フィールドサイズ
幅25m×長さ65m(理想的とされているサイズ)。
※幅20~30m×長さ60~75mの間で構成される
▼ゴールサイズ
内径1mの円形フープで、地面からフープの最下部までの高さ3.5m。
▼ボール
サッカーのジュニア用4号球(直径約20.5cm、重さ350~390g)。
女性カテゴリーの場合3号球(直径約19cm、重さ300~320g)。
※ボールには、革のハンドル(持ち手)が6つ付けられています。
ホースボールのルール・ゲームの進行と流れ
10分ハーフが2回、合計20分間で試合が行われ、3分間のハーフタイムもあります。
得点するまでに、同じチーム内の3人の異なる選手間で3回以上のパスを行わなければいけません。地面に落としたり、相手チームに奪われた場合は0から数え直しです。
※1人がボールを10秒以上保持する事も出来ません。
1、トスの結果によりボールを選んだチームの、自陣ゴールから10mにあるラインの中央にボールを置き、相手も含み全員が静止すると、審判の笛が吹かれ試合開始。
ボールを拾う際は、駈歩(かけあし)でなければならず、駈歩でない場合はペナルティを受けます。
2、得点が決まったら、センターラインの横から失点した方の選手が、ボールを投げ入れて再開します。
センターラインの両サイドにチーム毎に並び、投げる選手の方を向いた状態から投げられます。
ホースボールのルール・地面に落ちたボールを拾う
ラマッサージ
地面に落ちた場合は、誰でも馬に乗ったまま動きながらであれば拾えますが、静止したまま拾ってはいけません。
拾い損ねた場合は速度を落とさず、ボールから5メートル以上離れなければいけません。速度を落としたり、方向転換しようとしてはいけません。
ラインオブプレイ
フィールドのサイド(長辺)に平行にボールを通過する仮想の線で、ラインオブプレイに最も近い場所にいる選手が優先して拾えます。
※衝突を避けるために、ラインと同じ方向に移動する必要があります。
ホースボールのルール・相手からボールを奪う
片手でのみ、相手からボールを奪えます。ただし、鞍に座っていなければならず、立っているとペナルティを受けます。
相手と同じ方向に進みながら、横の安全な角度(45度以内)から近づき、接触は馬の肩同士で行い、スピードを下げたりラインオブプレイから押し出し、ボールを奪います。
ホースボールのル服装
あご紐が固定されたヘルメット、乗馬ブーツ、チームシャツ(1~15の番号が必須)、拍車は3cmを越えてはいけません