遠野郷八幡宮・こども流鏑馬(読み方:とおのごうはちまんぐう こどもやぶさめ)は、岩手県遠野市にある、遠野郷八幡宮の出雲大神祭(いずもだいじんさい)で、毎年行われます。
スタッフが馬を引き馬上から的を弓で射る射手奉行(しゃしゅぶぎょう)は、1回の走行で3つの的を狙います。
矢が飛んだ後、介添奉行(かいぞえぶぎょう)が「よう射たりや」と言います。
介添奉行は、孫が見事命中させた際、それを見た祖父が喜びの余り「よう射たりや」と叫んで馬場を疾走したのが元となっているそうです。
射手奉行は交代で3回ずつ走行し、的を合計9回狙います。
遠野郷八幡宮・出雲大神祭こども流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?
1951年(昭和26年)に、出雲大社(通称:いずもたいしゃ、正式名:いずもおおやしろ)から御分霊(ごぶんれい:本社の祭神を他所で祀る際に、神の神霊を分けたもの)が、遠野に到着を記念して行われるようになった例祭。
平成4年に、子供達の健やかな成長を願い、さらに馬と触れ合う機会や、南部流流鏑馬という文化に興味を持ってもらうきっかけにもなればと、始まったそうです。
遠野郷八幡宮・出雲大神祭こども流鏑馬は、いつ行われるの?
毎年5月5日、こども流鏑馬体験会・こども流鏑馬大会が、出雲大神祭の後に行われます。
遠野郷八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
岩手県遠野市松崎町白岩23−19
▼自動車
釜石道遠野ICより約10分
※専用駐車場は有りますが、祭りの時は使用出来なくなります。
▼電車
JR釜石線遠野駅より徒歩約30分
▼バス
岩手交通・土淵線(つちぶちせん)「八幡神社前」で下車、徒歩約2分
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