春の藤原まつりは、岩手県西磐井郡平泉町(にしいわいぐんひらいずみちょう)で5日間にわたり、毎年行われます。
最大の見どころは3日目に行われる、源義経公東下り行列(読み方:みなもとのよしつねこうあずまくだりぎょうれつ)です。
義経が兄の源頼朝(よりとも)から逃れ平泉に辿り着き、藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の出迎えを受けたという情景を再現しているそう。
毛越寺坂下(もうつうじさかした)から中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)までの約3.5㎞を、華やかな衣装で練り歩きます。
春の藤原まつりのスケジュール
▼藤原秀衡公出迎行列のルート
※午前10時から約1時間かけて練り歩きます。
中尊寺坂下(町営中尊寺第1駐車場)→義経堂入口→長島入口→平泉駅前→毛越寺到着
▼義経公ねぎらいの場再現
毛越寺本堂にて秀衡と義経の対面の儀が行われ、義経、北の方、武蔵坊弁慶、秀衡公が龍頭鷁首舟(りゅうとうげきしゅせん)に乗って、大泉が池(おおいずみがいけ)を一周。
▼源義経公東下り行列のルート
※午後1時半から約2時間かけて練り歩きます。
毛越寺→平泉駅→義経堂入口→中尊寺金色堂
春の藤原まつり・源義経公東下り行列の始まりや由来、歴史、起源は?
1955年(昭和30年)より始まり、第1回の義経役は毛越寺・名誉住職の南洞頼教(なんとうらいきょう)さんです。
春の藤原まつり・源義経公東下り行列・義経役の歴代俳優は誰?
1973年から義経役は俳優やタレント等、男性芸能人が務めています。
・2015年(平成27年)、吉沢亮(よしざわりょう)
・2016年(平成28年)、高杉宇宙(たかすぎまひろ)
・2017年(平成29年)、横浜流星(よこはまりゅうせい)
・2018年(平成30年)、磯村勇斗(いそむらはやと)
・2019年(令和元年)、田口淳之介(たぐちじゅんのすけ)
・2020、2021は中止
・2022年(令和4年)、伊藤健太郎(いとうけんたろう)
・2023年(令和5年)、犬飼貴丈(いぬかいあつひろ)
・2024年(令和6年)、寺田心(てらだこころ)
春の藤原まつり・源義経公東下り行列は、いつ行われるの?
毎年5月3日(祭り3日目)に行われています。
毛越寺の場所・住所(アクセスと駐車場)
岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
▼自動車
東北自動車道平泉スマートIC(ETC限定)より約5分
東北自動車道平泉前沢ICより約10分
東北自動車道一関ICより約15分
有料駐車場あり(330台)
▼電車
JR東北本線平泉駅より徒歩約10分
中尊寺の場所・住所(アクセスと駐車場)
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
▼自動車
東北自動車道平泉スマートIC(ETC限定)より約5分
東北自動車道平泉前沢ICより約10分
東北自動車道一関ICより約15分
有料駐車場あり(620台)
▼電車
JR東北本線平泉駅より徒歩約22分、車で約3分