堀八幡神社・流鏑馬神事(読み方:ほりはちまんじんじゃ やぶさめしんじ)は、広島県山県郡安芸太田町にある、堀八幡神社で毎年行われます。
境内で神事が行われた後、神輿渡御と一緒に太田川河川敷まで移動します。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、太田川河川敷に設けられた、長さ約140mの特設直線馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの板的を狙います。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
堀八幡神社・流鏑馬神事の服装
綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)
鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。
※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。
堀八幡神社・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
1439年(永享11年:えいきょう)より伝わり、約600年の歴史があるそう。
堀八幡の流鏑馬として、1997年(平成9年)5月19日に、広島県無形民俗文化財に登録されています。
堀八幡神社・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年10月第1日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
堀八幡神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
広島県山県郡安芸太田町下殿河内89
▼自動車
中国縦貫自動車道戸河内ICより約4分
専用駐車場はありますが、数台程度です。
▼電車
広島高速交通アストラムライン伴中央駅より車で約35分
JR可部線あき亀山駅より約32分
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