秩父神社秩父夜祭(読み方:ちちぶじんじゃちちぶよまつり)は、埼玉県秩父市にある秩父神社の例祭で、2日間にわたり毎年行われます。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭と合わせ、日本三大曳山祭(ひきやままつり)と呼ばれます。
最大の見どころは2日目(本祭)に行われる、御神幸祭(読み方:ごしんこうさい)で、秩父神社から御旅所(おたびしょ)までを神輿、御神馬(2頭)等の神社行列、笠鉾(かさぼこ)2基と屋台4基が行列します。
秩父神社秩父夜祭・御神幸祭行列順
先導大麻→大榊(おおさかき)→猿田彦(さるたひこ)→日月万燈(じつげつまんどう)→楽人(がくじん)→錦旗(きんき)→御手箱→太刀箱→氏子町会の供物→高張提灯→御神饌(ごしんせん)→大幣(おおぬさ)→神輿→宮司→大総代→神馬(2頭)
中近笠鉾(なかちか)→下郷笠鉾(たごう)→宮地屋台(みやじ)→上町屋台(かみまち)→中町屋台(なかまち)→本町屋台(もとまち)
秩父神社秩父夜祭・御神幸祭行列のルート
本町交差点→秩父駅入口→秩父神社前→本町交差点→秩父地方庁舎(北)→御花畑踏切を渡り→団子坂→御旅所
秩父神社秩父夜祭・御神馬奉納の儀とは?
御神馬奉納の儀(読み方:ごしんめほうのうのぎ)は、鎌倉時代から続く神事で、2頭の御神馬が奉納され、笠鉾や屋台と共に御旅所へ向かいます。12月2日の宵宮(よいみや)に行われます。
秩父神社秩父夜祭の始まりや由来、歴史、起源は?
古くから行われていますが、起源は定かではなく、江戸時代中期に絹大市(きぬのたかまち:絹織物市)と共に、盛大に行われるようになったそう。
秩父祭屋台として、1962年(昭和37年)5月23日に、国指定重要有形民俗文化財に登録されています。
秩父祭の屋台行事と神楽として、1979年(昭和54年)2月3日に、国指定重要無形民俗文化財に登録されています。
山・鉾・屋台行事として、2016年(平成28年)12月1日に、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
秩父神社秩父夜祭は、いつ行われるの?
毎年12月2日(宵宮:よいみや)・3日(本祭)に行われます。
秩父神社秩父夜祭・桟敷席・有料観覧席(屋台観覧席券)
秩父市役所前、御旅所内特設会場が設けられ販売されています。
※参考価格(詳しくは観光協会公式HPで確認してください)
全席指定3,000円(チケット送料別途必要)。
秩父神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
埼玉県秩父市番場町1−3
▼自動車
関越自動車道花園ICより約40分
臨時駐車場が設けられます。
▼電車
秩父鉄道秩父本線秩父駅より徒歩約3分
西武鉄道西武秩父駅より徒歩約13分