節分鎧年越(読み方:せつぶんよろいとしこし)は、栃木県足利市(あしかがし)で、毎年行われます。
坂東武者に扮した約200人が、織姫公民館から鑁阿寺(ばんなじ)まで、約1時間かけて練り歩く鎧武者行列を行います。
申し込みにより、先着順で行列へ一般参加が可能。
節分鎧年越・鎧武者行列のスケジュール
▼節分鎧年越・鎧武者行列のルート
織姫公民館→通4丁目交差点→友愛会館→通2丁目交差点→足利のわかりやすい歴史館前→足利学校前→そば中川前→鑁阿寺
※ルートは変更になる場合があるので参考程度に。
▼追儺式(ついなしき:豆まき)
鑁阿寺に到着後、主将(足利市長)が足利氏の供養と繁栄を願う願文(がんもん)を奉読(ほうどく)し、追儺式が行われます。終了後に「エイ、エイ、オー」と、勝鬨(かちどき)を上げます。
節分鎧年越の始まりや由来、歴史、起源は?
鎌倉時代中期に、足利泰氏(あしかがやすうじ)が坂東武者500騎を、鑁阿寺の楼門(ろうもん)へ勢揃いさせ、一族の結束と勢力の誇示したのが始まりだそう。
1945年(大正4年)に、市内の繊維業者を中心にして復活され、現在に至るそう。※1937年(昭和12年)~1951年(昭和26年)までは休止。
節分鎧年越は、いつ行われるの?
毎年2月2日又は3日の節分の日に行われます。
節分鎧年越・鎧武者行列への参加方法
1月上旬ごろまで、郵送、FAX、申込書を持参で、先着順に参加申し込みが出来ます。参加費は有料(貸衣装代、着付代、参加記念品代を含む)、食事・飲み物は各自で準備が必要。
▼郵送の場合は、申込書と参加料を現金書留で送る。
▼FAXの場合は、参加料を口座へ振込。
▼持参の場合は、申込書と現金を添えて提出。
※過去の募集内容と参考価格(詳しくは公式HPで確認してください)
・大鎧武者45,000円
・兜付胴丸武者35,000円
・当世具足武者32,000円
・烏帽子腹巻武者28,000円
・陣羽織武者26,000円
・女武者22,000円
・僧兵20,000円
・具足武者・赤、黒20,000円
・立志隊(中学生向き)13,000円
・少年甲冑隊(小学4年以上対象)12,000円
・少年誠心隊(小学生対象)8,000円
・幼年武者隊(未就学児向き)5,000円
・自前武者(百年の歴史を持つ行列に相応しい格好で参加可)8,000円
節分鎧年越(織姫公民館)の場所・住所(アクセスと駐車場)
栃木県足利市通6−3165−1
▼自動車
北関東自動車道足利ICより約12分
専用駐車場はありません
▼電車
JR両毛線足利駅北口より車で約4分、徒歩約22分
東武伊勢崎線足利市駅北口より車で約6分、徒歩約22分
節分鎧年越(鑁阿寺)の場所・住所(アクセスと駐車場)
栃木県足利市家富町2220
▼自動車
北関東自動車道足利ICより約10分
専用無料駐車場、隣接の太平記館にも無料駐車場があります。
▼電車
JR両毛線足利駅北口より徒歩約11分
東武伊勢崎線足利市駅北口より車で約7分、徒歩約15分