東松山上岡観音の絵馬市(読み方:ひがしまつやまかみおかかんのんのえまいち)は、埼玉県東松山市にある妙安寺(みょうあんじ)の例大祭で、毎年行われます。
絵馬を描く人と売る人で作られた、絵馬講(えんまこう)という組織が運営していましたが、1988年(昭和63年)に活動休止し、現在は絵馬市保存会が出店しています。
購入して観音堂に参詣した後、厩(うまや)の入口に打ち付け、牛馬の災難除けにしていたそうですが、農家で馬の飼育が減少し、牛の飼育が増加した為、牛を描いたものも販売されています。
跳ね馬と立馬の2種の絵柄があり、全て手書きの為、数に限りがあるので、売り切れ時はご容赦くださいとの事。
東松山上岡観音の絵馬市の始まりや由来、歴史、起源は?
江戸時代より軍馬の守り観音、農家の馬の観音として信仰を集め、馬頭観音としては関東地方随一の霊場と言われているそう。
古くから行われているそうですが、詳しい起源は分かりませんでした。
東松山上岡観音の絵馬市の習俗として、1998年(平成10年)12月1日に、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されています。
東松山上岡観音の絵馬市は、いつ行われるの?
毎年2月19日に行われます。
妙安寺の場所・住所(アクセスと駐車場)
埼玉県東松山市岡1729
▼自動車
関越自動車道東松山ICより約20分
専用駐車場があります。
▼電車
東武東上線東松山駅より車で約16分
JR高崎線行田駅より車で約17分
▼バス
東武東上線東松山駅東口より国際十王交通熊谷駅行「上岡」下車、徒歩約2分
JR高崎線・秩父本線・上越新幹線熊谷駅北口より国際十王交通東松山駅行「上岡」下車、徒歩約2分