風浪宮大祭(読み方:ふうろうぐうたいさい)は通称・おふろうさんまつりと呼ばれ、福岡県大川市にある、風浪宮で3日間にわたり、毎年行われます。
見どころは、10日(2日目)に行われる裸ん行 (はだかぎょう)、11日(3日目)に行われる御神幸(ごしんこう:行列)、流鏑馬(やぶさめ)です。
風浪宮大祭・裸ん行
風浪宮から北西に約3kmにある、若津神社(わかつじんじゃ)で神事が行われた後、片手に松明(たいまつ)を持ち、樽御輿(たるみこし)を担ぎ、色んな言葉が書かれた大うちわであおぎながら、若津神社から風浪宮まで「わっしょい!わっしょ!」の掛け声を上げながら走り抜け、無病息災等を祈願します。
男性は締め込み姿にねじり鉢巻と白足袋姿、女性は白いTシャツと短パン姿で参加。
▼参加方法
12月下旬ごろまで、申込書を郵送、FAX、持参で参加申し込みが出来ます。
※過去の募集内容と参考価格(詳しくは公式HPで確認してください)
・参加料、高校生以上500円(傷害保険込み)
・男性(わらじ、さらし各1,000円)、女性(シャツ1,000円)
風浪宮大祭・御神幸
御神輿3基、神馬(しんめ)、神職、宮乙名(みやおとな)、稚児等が本宮から下の宮(大川公園内)へ行列します。
風浪宮大祭・流鏑馬
大川公園内にある下の宮の参道で行われ、スタート地点で止まった状態で、馬上から竹で作られた弓矢で、人が掲げている竹の先に付いた板的を狙います。
射た後に直線約50mを走り抜けながら往復し、五色(緑・赤・黄・白・紫)の紙飾りを投げていきます(御利益があるそうで拾われます)。これを各3回ずつ行います。
風浪宮例大祭流鏑馬(ふうろうぐうれいたいさいやぶさめ)として、2000年(平成12年)3月30日に、大川市指定無形文化財に登録されています。
▼流鏑馬の服装
五色の紙飾りが付いた笠、素襖(すおう:武家社会で用いられた裏地の無い男性用衣服)、足袋、鞭
風浪宮大祭の始まりや由来、歴史、起源は?
神社創建当時から行われていたようですが、定かではないそう。1669年(寛文9年:かんぶん)に今の形式になり、現在に至るそう。
風浪宮大祭は、いつ行われるの?
毎年2月9~11日に行われます。
風浪宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
福岡県大川市酒見726−1
▼自動車
九州縦貫自動車道八乙女ICより約25分
長崎自動車道東背振ICより約31分
専用駐車場があります。期間中は旧大川中学校等に、臨時駐車場が設けられます。
▼電車
JR鹿児島本線羽犬塚駅北口より車で約19分
JR長崎本線佐賀駅より車で約29分
▼バス
西日本鉄道天神大牟田線西鉄柳川駅西口より、西鉄バスJR佐賀駅行「中原高木病院前」下車、徒歩約14分
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