上賀茂神社・白馬奏覧神事(読み方:かみがもじんじゃ はくばそうらんじんじ)は、京都府京都市にある上賀茂神社で、毎年行われます。
年の初めに白馬(あおうま)を見ると邪気が祓われるという故事にのっとった、宮中儀式の白馬節会(あおうまのせちえ:邪気を祓うとされる白馬を庭へ、群臣らと宴を催す行事)を神事化されたもので、神前に七草粥を供えます。
神馬(しんめ)神山号(こうやまごう)が、神馬舎(しんめしゃ)から二の鳥居をくぐり細殿(ほそどの)、橋殿(はしどの)、ならの小川を渡り、片山御子神社(かたやまみこじんじゃ:通称は片岡社)、玉橋(たまばし)を渡り、楼門をくぐらず右手へ、新宮神社前の門から本殿へ向かいます。
神前に供覧(きょうらん:多くの人が見られるようにすること)した大豆を与えられる、御馬飼の儀(みまかいのぎ)が行われます。儀式が終わると、来た道を通って戻ります。
上賀茂神社・牽馬の儀とは?
牽馬の儀(ひきうまのぎ)は、白馬奏覧神事が終わった後、12・1・2・3時に行われます。橋殿の周りを3周し、玉橋を渡り楼門前で本殿に向かい一礼し、神馬舎へ戻ります。
上賀茂神社・白馬奏覧神事・牽馬の儀は、いつ行われるの?
毎年1月7日に行われます。
上賀茂神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
京都府京都市北区上賀茂本山339
▼自動車
名神高速京都東ICより約30分、京都南ICより約35分
専用有料駐車場があります。
▼電車
地下鉄烏丸線北山駅より徒歩約15分
JR京都駅より車で約30分
▼バス
京都駅より京都市営バス4号「上賀茂神社前」下車すぐ