気多大社・おいで祭り(読み方:けたたいしゃ おいでまつり)正式名称は平国祭(へいこくさい)は、石川県羽咋市(はくいし)で6日間にわたり、毎年行われます。
神馬(しんめ)を先頭に、神職、烏帽子(えぼし)姿の白丁(はくちょう)、神輿の行列が羽咋市の気多大社から、七尾市にある気多本宮(けたほんぐう)までの道を、5泊6日かけて往復(約300km)します。
※気多本宮:正式名称は能登生国玉比古神社(のといくくにたまひこじんじゃ)
神馬の背中の鞍には御幣(ごへい:お祓いなどに使われる2本の紙垂(しで)、竹または木の幣串に挟んだもの)。
往路途中に、中能登町金丸にある宿那彦神像石神社(すくなひこかみかたいしじんじゃ)で一泊し、翌日に祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を神輿に乗せます。
気多本宮に到着すると、神馬が境内に駆け込み、神輿が太鼓橋を渡り、山門から拝殿に入り、翌日に復路へ出発します。
気多大社へ到着すると、神職が馬に乗って随身門(ずいしんもん)を駆け抜け、続いて神輿も駆け上がります。
気多大社・おいで祭りの始まりや由来、歴史、起源は?
祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)が、能登の国を平定した故事にちなんだ行事と言われているそうで、古くから行われているようですが、よく分かりませんでした。
気多大社・おいで祭りは、いつ行われるの?
毎年3月18日~23日に行われます。
気多大社の場所・住所(アクセスと駐車場)
石川県羽咋市寺家町ク1−1
▼自動車
のと里山海道柳田ICより約3分
専用駐車場が300台ほどあります。
▼電車
JR七尾線羽咋駅より車で約8分、千路駅より車で約7分
▼バス
JR七尾線羽咋駅より北鉄能登バス富来線「一の宮」下車、徒歩約6分