石和八幡宮例大祭・甲斐駒流鏑馬神事とは?

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石和八幡宮例大祭・甲斐駒流鏑馬神事(読み方:いさわはちまんぐうれいたいさい かいこまやぶさめしんじ)は、山梨県笛吹市にある、石和八幡宮の例大祭で、毎年行われます。

馬上から的を弓で射る射手(いて)は、笛吹川河川敷(ふえふきがわ)に設けられた直線の馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの的を狙います。

スタート地点を馬場元(ばばもと)と呼び、一の的(いちのまと)、二の的(にのまと)、三の的(さんのまと)、ゴール地点を馬場末(ばばすえ)と呼びます。

的は一辺約55cm(一尺八寸)の杉板。

馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。

まず神事射手(しんじいて)の3騎が行い、その後に平騎射(ひらぎしゃ)が行います。

石和八幡宮例大祭・甲斐駒流鏑馬神事の服装

▼神事射手の装束
綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、白皮手袋、太刀、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、右腰に箙(えびら:矢を入れる容器)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)

▼平騎射の装束
後三年型侍烏帽子(ごさんねんがたさむらいえぼし)、水干(すいかん:のりを使わないで、水張りにして干した布で使った狩衣)、射籠手、物射沓

※鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)、和銜(わばみ)を使います。

石和八幡宮例大祭・甲斐駒流鏑馬神事は、いつ行われるの?

毎年4月3日に春季例大祭が行われ、その直近の3月末か4月最初の日曜日に、笛吹川河川敷(鵜飼橋付近)にて行われます。

甲斐駒流鏑馬神事の場所(アクセス)

笛吹川河川敷(鵜飼橋付近)

▼自動車
中央自動車道一宮御坂ICより約6分

▼電車
JR石和温泉駅より車で約5分、徒歩約25分

石和八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)

山梨県笛吹市石和町市部1094

▼自動車
中央自動車道一宮御坂ICより約10分

※専用駐車場あり

▼電車
JR石和温泉駅より徒歩約11分

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