八王子流鏑馬(読み方:はちおうじやぶさめ)は、東京都八王子市にある、片倉つどいの森公園(かたくらつどいのもりこうえん)の参道で、毎年行われます。
戸山流弓馬会(とやまりゅうきゅうばかい)が行います。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、片倉つどいの森公園に設けられた、長さ約200mの直線の特設馬場(ばば)を駆け抜けながら、2つの的を狙います。※3つで行っていた事もあり。
スタート地点を馬場上(ばばかみ)と呼び、一の的(いちのまと)、二の的(にのまと)、ゴール地点を馬場下(ばばしも)と呼びます。
射手は2組に分かれ、2回ずつ走り、合計4回狙い、成績上位者は競射(きょうしゃ)1回のみへ進みます。
白紙の上に四色の丸的が描かれた紙的、成績優秀者で行われる競射では、木の的を狙います。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
八王子流鏑馬・戸山流流鏑馬の服装
綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、太刀、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)
鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。
※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)、和銜(わばみ)を使います。
八王子流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?
イベントを通じて、地域の歴史や文化に関心や誇りを持ってもらおうと、2015年(平成27年)に始まっそう。
八王子流鏑馬は、いつ行われるの?
毎年9月~10月に行われていましたが、毎年5月に変更になったのかも(日にちは固定ではなく、毎年変動)。
片倉つどいの森公園の場所・住所(アクセスと駐車場)
東京都八王子市片倉町3506
▼自動車
中央自動車八王子ICより八王子バイパス経由で約15分
※公園駐車場は関係者専用になる為、当日は利用出来ません。
▼電車
JR横浜線八王子みなみ野駅より徒歩約10分
京王電鉄高尾線京王片倉駅より徒歩約15分
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