三河國一之宮・砥鹿神社・流鏑馬式(読み方:みかわのくにいちのみや とがじんじゃ やぶさめしき)は、愛知県豊川市にある、砥鹿神社の例大祭で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る形ではなく、馬上で両手を広げて五色(緑・赤・黄・白・紫)の布引(ぬのびき)をたなびかせながら、長さ約270mの特設馬場(ばば)を駆け抜けます。
※布引は紙を糊(のり)で重ね合わせ、紙吹雪と一緒に和紙で包んだもので、手を開いたときに紙吹雪が舞います。
地元の主に小学生・中学生(高校生も含む)の少年が騎児(のりこ)となり、お祓いを受けた12騎が馬場を3往復駆け抜けます。
前日(5月3日)には、流鏑馬試乗式(やぶさめしじょうしき)が行われます。
馬場の両側には、木製の頑丈な埒(らち)が設けられています。
砥鹿神社・流鏑馬式の服装
和紙の飾りが付いた竹笠、羽織、袴、足袋、左手に鞭
※試乗式の際は笠ではなく、立烏帽子(たてえぼし:峰を高く立てたままで折らない)をかぶります。
金銀の蒔絵(まきえ:漆工芸の技法)が施された和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)、和銜(わばみ)を使います。
砥鹿神社・流鏑馬式の始まりや由来、歴史、起源は?
江戸時代から400年以上続いているとの事ですが、よく分かりませんでした。
砥鹿神社・流鏑馬式は、いつ行われるの?
毎年5月4日に行われます。5月3日は試乗式が行われます。
砥鹿神社・流鏑馬式の場所・住所(アクセスと駐車場)
愛知県豊川市一宮町西垣内2
▼自動車
東名高速道路豊川ICより約5分
※専用駐車場は、例大祭中使えません。
▼電車
JR飯田線三河一宮駅より徒歩約10分
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