春の駒形祭・子供騎馬武者行列(読み方:はるのこまがたまつり こどもきばむしゃぎょうれつ)は、岩手県奥州市水沢(おうしゅうしみずさわ)にある、陸中一宮・駒形神社(りくちゅういちのみや こまがたじんじゃ)の例祭で、毎年行われます。
源義家公(みなもと の よしいえこう)・八幡太郎義家公(はちまんたろうよしいえこう)騎馬武者行列、稚児行列(ちごぎょうれつ)と一緒に、Zプラザアテルから駒形神社まで水沢中心街を、約1時間半かけて練り歩きます。
5年に1度は奉遷記念大祭(ほうせんきねんたいさい)として、隣町の金ヶ崎町(かねがさきちょう)中心街でも行列が行われます。
参加料はかかりますが、希望すれば参加出来ます。ほとんどが小学生ですが、未就学児童も含め5~12歳程度が多い。
子供騎馬武者行列のルート
ルートは変更になる場合があるので参考程度に。
Zプラザアテルイ→宮下町→袋町→中央通り→駅通り→大町→立町→吉小路→横町→駒形神社
子供騎馬武者行列の始まりや由来、歴史、起源は?
約950年前の平安時代後期に、前九年の役(ぜんくねんのえき)・後三年の役(ごさんねんのえき)を終結した源義家(みなもとのよしいえ)が、駒ヶ岳の中腹に社殿を造り、鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を立てて平安を祈ったそう。
さらに奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)も社殿を造り、赤誠(せきせい:嘘偽りのない心、真心をもって接する)を捧げたいう故事から、1936年(昭和11年)から次代を担う子ども達が、その武勇にあやかり、健康に成長する事を祈願して始まったそう。
子供騎馬武者行列は、いつ行われるの?
毎年5月3日に行われます。
子供騎馬武者行列への参加方法
子供騎馬武者保存振興会が参加者募集を行っていて、参加申し込みが出来ます。
※過去の参加料(詳しくは公式HPで確認してください)
男子35,000円、女子38,000円
乗馬経験がなくても、2日間の練習会を毎年おこなっているそうです。
駒形神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
岩手県奥州市水沢中上野町1−83
▼自動車
東北自動車水沢ICより約13分、奥州スマートICより約7分
※水沢公園内に有料駐車場あり、Zプラザアテルイに無料駐車場あり
▼電車
JR東北本線水沢駅より徒歩約15分
東北新幹線水沢江刺駅より車で約12分