鬪雞神社田辺祭・流鏑馬式(読み方:とうけいじんじゃたなべまつり やぶさめしき)は、和歌山県田辺市にある、鬪雞神社の例大祭で毎年行われます。
馬に乗って駆け抜けながら矢を射るのではなく、引き馬(ひきうま:ひとが引く)で二の鳥居前まで行き、止まった状態で馬上から板的を3回狙います。
乗り子(のりこ)と呼ばれる稚児(ちご)3人が、化粧をしてそれぞれ馬に乗り、1騎ずつ3回、合計9回狙います。
流鏑馬が行われる前に、馬子唄(まごうた:馬をひきながら唄う歌の事)が唄われます。
鬪雞神社田辺祭・流鏑馬式の服装
綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:両足の覆い)、足袋、草鞋(わらじ)
鬪雞神社田辺祭・流鏑馬式の始まりや由来、歴史、起源は?
1605年(慶長10年)に「権現宮祭礼町中改車」、1607年(慶長12年)に「流鏑馬三騎町より出」という記録が、古文書の中にあるそうです。
田辺祭として、1969年(昭和44年)7月14日に、和歌山県指定無形民俗文化財に登録されています。
鬪雞神社田辺祭・流鏑馬式は、いつ行われるの?
毎年7月25日(祭り最終日、2日目)に行われます。
鬪雞神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
和歌山県田辺市東陽1−1
▼自動車
阪和自動車道南紀田辺ICより約11分
▼電車
JR紀勢本線紀伊田辺駅より徒歩約6分
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