金峯神社例祭・流鏑馬神事(読み方:きんぷじんじゃれいさい やぶさめしんじ)は、新潟県長岡市にある、金峯神社の例祭で毎年行われます。
馬に乗って駆け抜けながら矢を射るのではなく、引き馬(ひきうま:ひとが引く)で拝殿(はいでん)前まで行き、止まった状態で馬上から至近距離で的を狙います。
的は竹竿の先に、木を編んだ的をつけ、世話役が掲げます。
矢を射たら(1回のみ)拝殿前から一の鳥居に向かって、参道を約200m駆け抜けます。
1番手の射手(いて)は、赤い母衣(ほろ:細長い布)を背負い、2番手の射手は黄色い母衣を背負って、母衣を地面に付けないように駆け抜けます。
一の鳥居の前でも、同じように的を射てから、拝殿へ向けて駆け抜けます。この時に順番を入れ替えて、2番の射手から行います。
金峯神社例祭・流鏑馬神事の服装
御幣(おんべい:祭事で捧げられる白い紙)をさげた編み笠、ひだの入った狩衣、棒縞袴(ぼうじまのはかま)
金峯神社例祭・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
平安後期に源義家(みなもとのよしいえ)が、東北征伐の際に戦勝祈願で奉納したのが始まりと言われていますが、時期は定かではないそうです。
金峯神社の流鏑馬として、1971年(昭和46年)3月29日に、長岡市指定無形民俗文化財に登録されています。
金峯神社例祭・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年7月15日に行われます。
金峯神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
新潟県長岡市西蔵王2−6−19
▼自動車
北陸自動車道長岡北スマートICより約10分
関越自動車道長岡ICより約15分
▼電車
JR信越本線北長岡駅より徒歩約16分、車で約4分
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