梅林天満宮例大祭・流鏑馬(読み方:ばいりんてんまんぐうれいたいさい やぶさめ)は、熊本県玉名市にある、梅林天満宮の例大祭で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、境内前の長さ約400mの直線馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの板的(椎の木)を狙います。
3回走り、合計9回狙います。全て命中させずに、必ず1本は外します。
流鏑馬は津留、安楽寺、下の氏子(うじこ)3地区が、輪番で担当しているそう。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
※最初に区長、節頭(せっとう:世話役)、弓持ち、矢持ちが馬場を走り、その後に仲間(ちゅうげん:顔におしろいを塗って装束を着ている)が走り抜けます。
梅林天満宮例大祭・流鏑馬の服装
※3地区が輪番で行う為、装束が微妙に異なります。
顔におしろい、騎射笠(きしゃがさ:竹を編んで漆塗りにしたもの)、上半身は赤い装束、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、袴、箙(えびら:矢を入れる容器)、足袋
梅林天満宮例大祭・流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?
1074年(承保元年:しょうほう)に行われたという記録が残っていて、その頃からと推定されているそう。
梅林天満宮流鏑馬として、1970年(昭和45年)6月29日に、玉名市無形民俗文化財に登録されています。
梅林天満宮例大祭・流鏑馬は、いつ行われるの?
毎年11月25日に行われます。
梅林天満宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
熊本県玉名市津留499
▼自動車
九州縦貫自動車道菊水ICより約11分
▼電車
九州新幹線新玉名駅より車で約7分、徒歩約32分
JR鹿児島本線肥後伊倉駅より車で約7分、玉名駅より車で約10分
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