宇都宮二荒山神社菊水祭・流鏑馬神事(読み方:うつのみやふたあらやまじんじゃきくすいさい やぶさめしんじ)は、栃木県宇都宮市にある、宇都宮二荒山神社の菊水祭で、2日間にわたり毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、大鳥居内の広場に設けられた特設馬場(ばば)、長さ約30mの直線を駆け抜けながら、1つの的を狙います。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
宇都宮二荒山神社菊水祭・流鏑馬神事のスケジュール
2日間に渡り、鳳輦渡御(ほうれんとぎょ)の出発前(午前)と帰還後(午後)に行われます。
▼鳳輦渡御とは?
祭神である、第10代崇神(すじん)天皇皇子の豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が、鳳輦(ほうれん:鳳凰の飾りがある神輿)に乗せ、町内を巡行します。
裃(かみしも)や紋付羽織の各町内代表→大榊(おおさかき)→猿田彦(さるたひこ)→大工町の鉾(一対)→獅子頭面→鳳輦→流鏑馬
宇都宮二荒山神社を中心に西を上町、東を下町に分け、1日ずつ渡御します。
宇都宮二荒山神社菊水祭・流鏑馬神事の服装
引立烏帽子(ひきたてえぼし:てっぺんを立てたえぼし)、白い鉢巻き、装束(詳細は分かりませんでした)、扇子、箙(えびら:矢を入れる容器)、足袋、草履
鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。
宇都宮二荒山神社菊水祭・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
1673年(寛文13年:かんぶん)に、前年に起こった町の火災を免れた感謝から、秋山祭の付祭(つけまつり)となり、現在に至るそう。
宇都宮二荒山神社菊水祭・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年10月最終土曜・日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
宇都宮二荒山神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
栃木県宇都宮市馬場通り1−1−1
▼自動車
東北自動車道鹿沼ICより約25分、宇都宮ICより約20分
専用駐車場があります。
▼電車
東武鉄道宇都宮線東武宇都宮駅より徒歩約13分
JR宇都宮線宇都宮駅より車で約7分、徒歩約26分
▼バス
JR宇都宮駅より関東自動車「県庁前」下車、徒歩約8分
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