琉球競馬ンマハラシーとは?

sokaijoba

琉球競馬ンマハラシー(読み方:りゅうきゅうけいばんまはらしー)は、沖縄県沖縄市にある沖縄こどもの国で、毎年行われます。

「速さ」だけではなく、走りの美しさ、衣装の飾り付け等も審査されるところが、最大のポイント。

琉球競馬ンマハラシーのルール

2頭ずつ走り、4名の審査員(各1点)と観客(1点)の合計点で、勝敗が決まります。

観客は審査用の色旗(いろはた)を、配布場所で受け取り、走りが綺麗だと思った方を掲げます。

▼審査のポイントは4つ
1、スピード感
2、リズム
3、まっすぐ進んでいるか
4、馬と乗り手のビジュアル(美しく着飾っているか)

※ただし使って良いのは、2拍子の速歩(はやあし)までで、3拍子の駈歩(かけあし)は使ってはいけません

※さらに、足並みの美しさのポイントの1つとなる側対歩(そくたいほ)、側対歩が出来れば、なお良いそう。

▼側対歩とは?
4つ脚の片側の脚を、同時に動かす動きで(人間で言えば、右手右足を同時に出す形)、これを左右交互に繰り返します。

ほとんどは、対角線上の脚を同時に動かす、斜対歩(しゃたいほ)です。

琉球競馬ンマハラシーのルールその2

▼トーナメント
当日くじで決まり、優勝を目指します。

▼番付部門
過去の成績等を考慮し、紅白に分かれて1回勝負を行う(琉球王国時代は、この方式だったそう)。2025年に伝統再現で新設された。

※勝馬予想
綜合案内で勝馬投票券を配布しているので、予想が当たればプレゼントがもらえます。

琉球競馬ンマハラシーの始まりや由来、歴史、起源は?

琉球王国時代から戦前まで約300年間、農業行事の際等に各地で行われていましたが、沖縄本島で1943年に途絶えてしまったそう。

2013年(平成25年)に、沖縄こどもの国が地域の団体と連携して、約70年ぶりに復活させて、現在に至るそう。

琉球競馬ンマハラシーは、いつ行われるの?

毎年1月下旬の日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。

※過去数回がこの日付で行われていますが、まだ新しく変更が生じる可能性はあります。

沖縄こどもの国の場所・住所(アクセスと駐車場)

沖縄県沖縄市胡屋5−7−1

▼自動車
沖縄自動車道沖縄南ICより約9分
那覇空港より約39分

専用駐車場があります。

▼バス
那覇バスターミナルより琉球バス「中の町」下車、徒歩約14分

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