篠塚初午祭・飾り馬・流鏑馬とは?

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篠塚初午祭・飾り馬・流鏑馬(読み方:しのづかはつうまさい かざりうま やぶさめ)は、栃木県小山市にある、篠塚稲荷神社で、毎年行われます。

篠塚初午祭・飾り馬とは?

地元で出産を控えた家から奉納される、鈴が付いた色とりどりの布団(これに赤ちゃんを寝かせると健康に育つそう)を5枚又は7枚重ね、金の幣束(へいそく:お祓いなどに使われる2本の紙垂(しで)を、竹または木の幣串に挟んだもの)と共に、神馬(じんめ)の背に乗せられます。

五色(赤、青、緑、ピンク、紫)の紐をたてがみに結い、額には鏡と花かんざしで飾られます。

馬子(まご:馬をひく)に引かれながら神社を出発し、無病息災と豊作を祈願し、地区内約13kmを練り歩きます。終わると飾りが解かれ、流鏑馬に進みます。

篠塚初午祭・流鏑馬とは?

馬上から的を弓で射る射手(いて)は、参道の直線を駆け抜けながら、3つの的を狙います。

矢の当たり具合で農作物の出来を占い、壱の的を射抜けば早稲(わせ:早く実る)、弐の的なら中稲(なかて:中間)、参の的なら晩稲(おくて:遅く実る)を意味します。

篠塚初午祭・流鏑馬の服装

引立烏帽子(ひきたてえぼし:てっぺんを立てたえぼし)、白い鉢巻き、装束(詳細は分かりませんでした)、足袋

篠塚初午祭の始まりや由来、歴史、起源は?

古くから行われているようですが、よく分かりませんでした。

篠塚初午祭として、1965年(昭和40年)8月27日に、小山市指定無形民俗文化財に登録されています。

篠塚初午祭は、いつ行われるの?

毎年3月第2日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。

篠塚稲荷神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

栃木県小山市大本615

▼自動車
東北自動車道佐野藤岡ICより約35分

専用駐車場はありません。

▼電車
JR両毛線思川駅より徒歩約23分、車で約5分

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