源頼朝旗挙げ武者行列(読み方:みなもとのよりともはたあげむしゃぎょうれつ)は、神奈川県足柄下郡湯河原町で、毎年行われます。
1180年(治承4年:じしょう)に源頼朝が伊豆国(いずのくに)で挙兵したのち、土肥実平(どいさねひら)らと共に土肥郷(どいごう)から石橋山へ、出陣する様子を再現しているそう。
五所神社(ごしょじんじゃ)から桜木公園まで、約1kmを練り歩きます。
源頼朝旗挙げ武者行列・役一覧
源頼朝、政子、土肥実平、実平の妻、土肥遠平(とおひら)、新開実重(しんかいさねしげ)、中村景平(なかむらかげひら)、中村盛平(もりひら)、土屋宗遠(つちやむねとお)、土屋義清(よしきよ)、土屋忠光、(ただみつ)、岡崎義実(おかざきよしざね)、佐奈田与一義忠(さなだのよいちよしただ)、陶山文三家安(すやまのぶんぞういえやす)、腰巻文六義正(こしまきのぶんろくよしまさ)、北条時政(ほうじょうときまさ)、北条義時(よしとき)、安達盛長(あだちもりなが)、工藤茂光(くどうもちみつ)、狩野親光(かのうちかみつ)、田代信綱(たしろのぶつな)、天野遠景(あまのとおかげ)、宇佐美実政(うさみさねまさ)、仁田忠常(にったただつね)、加藤景廉(かとうかげかど)、義勝房成尋(ぎしょうぼうじょうじん)、中四郎惟重(なかのしろうこれしげ)、永江頼隆(ながえよりたか)、堀親家(ほりちかいえ)、佐々木定綱(ささき さだつな)、佐々木経高(つねたか)、佐々木盛綱(もりつな)、佐々木高綱(たかつな)、大庭景義(おおばかげよし)、豊田景俊(とよだかげとし)、梶原景時(かじわらかげとき)
源頼朝旗挙げ武者行列のスケジュール
▼五所神社
神事必勝祈願→焼亡の舞(じょうもうのまい)→出陣の儀・武者名乗り・三献の儀(さんこんのぎ)・勝鬨→桜木公園へ出陣
▼桜木公園
焼亡の舞→出陣の儀・武者名乗り・三献の儀・勝鬨
※焼亡の舞
伊東祐親(いとうすけちか)が土肥の館に火を放ち、これを山上から見ていた土肥実平が「めでたい」と舞ったものを、再現しているそう。
※三献の儀
「討つ・勝つ・喜ぶ」に合わせて、打ちあわび(あわびを細長く切って、打って干したもの)を噛んで大の盃で酒、勝ち栗(かちぐり:乾燥してからと渋皮を取ったもの)を食し中の盃で酒、昆布を食し小の盃で酒を飲み干し、その盃を地面に打ち付けて割る、戦勝祈願の儀式。
源頼朝旗挙げ武者行列の始まりや由来、歴史、起源は?
よく分かりませんでした。
源頼朝旗挙げ武者行列の歴代ゲストは誰?
・2022年(令和4年)
源頼朝・船越英一郎(ふなこしえいいちろう)、土肥実平・阿南健治(あなん けんじ)
・2023・2024・2025年(令和5・6・7年)
源頼朝・船越英一郎、土肥実平・河相我聞(かあい がもん)
土肥祭・源頼朝旗挙げ武者行列は、いつ行われるの?
毎年4月第1日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
五所神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下359−1
▼自動車
真鶴道路福浦ICより約8分
専用無料駐車場が8台あります。
▼電車
JR東海道本線湯河原駅より徒歩約14分
▼バス
JR東海道本線湯河原駅より箱根登山バス奥湯河原行「五所神社前」下車、徒歩約3分
桜木公園の場所・住所(アクセスと駐車場)
神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5−5−6
▼自動車
真鶴道路福浦ICより約7分
専用駐車場はありません。
▼電車
JR東海道本線湯河原駅より徒歩約8分