乗馬競技や乗馬の乗り方の種類・様々なスタイルを紹介
オリンピック競技の馬場馬術、障害飛越、総合馬術を始め、ウエスタン馬術、エンデュランス、流鏑馬、ポロ、軽乗等の豊富なスタイル(乗馬の乗り方の種類)を知ろう。
日本のクラブで習えるものだけでなく、より面白さを知ってもらいたい為、広い意味で捉えて紹介しています。全ての乗馬競技を動画付きで解説。
※OPはオリンピック種目
ブリティッシュ馬術競技・乗馬の乗り方の種類(ヨーロッパ発祥)
▼馬場馬術競技(ドレッサージュ)OP
馬場馬術(ばばばじゅつ)「ドレッサージュ(dressage)」は、幅20m×長さ60mの馬場(競技場:アリーナ)内で、規定演技を行う
▼障害馬術競技(ジャンピング)OP
障害馬術(しょうがいばじゅつ)又は障害飛越(しょうがいひえつ)「Jumping(ジャンピング)」は、競技場(アリーナ)内に設置された障害物を順番に飛び越え、ゴールを目指す
▼総合馬術競技(イベンティング)OP
総合馬術(そうごうばじゅつ)「イベンティング(Eventing)」は、1日目に馬場馬術、2日目にクロスカントリー、3日目に障害馬術を行い、減点の少なさを競う。
ウェスタン馬術競技・乗馬の乗り方の種類(カウボーイ発祥)
▼レイニング
規定されたパターン(経路)に従って、駈歩(かけあし)以上で走行しながら規定演技を行う
▼カッティング
牛の群れの中に入っていって、1頭の牛を群から引き離し、群に戻ろうとするのを防ぐ
▼チームペニング
3人の騎手で、競技場(アリーナ)内にいる30頭の牛の群れから、指定された番号の牛3頭を群から引き離し、設置されている囲いの中に入れるまでのタイムを競う
▼ランチソーティング
2人の騎手で、競技場(アリーナ)内にいる11~12頭の牛の群れから、最初に指定された番号の牛から順番に群から引き離し、反対側の囲いの中に入れるまでのタイムを競う
▼マウンテッドシューティング
10個のターゲットバルーン(風船)を逃さず撃ち、コースを駆け抜けるタイムを競う
乗馬の乗り方の種類(ロデオ競技)
▼バレルレーシング
3つのバレル(ドラム缶)を倒さずに、周りを回転しながら駆け抜け、タイムを競う
▼ブレイクアウェイローピング
走行しながら子牛にロープを投げ、首にかかるまでの、最速タイムを競う
日本和式馬術騎射・乗馬の乗り方の種類
▼流鏑馬(やぶさめ)
埒(らち:柵の事)で仕切られた直線を走行しながら、鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)で、進行方向左手にある3つの的を射る
▼笠懸(かさがけ)
流鏑馬とは的までの距離と的の位置が異なるので、射る方法(射法:しゃほう)も違い、より実戦的で高い技術を要求される
▼スポーツ流鏑馬
埒で仕切られた直線を走行しながら、鏑矢で進行方向左手にある3つの的を射た得点を競う
色々な乗馬競技・乗馬の乗り方の種類
▼エンデュランス
山・森・砂漠の中を進んだり、川を渡ったり等もある大自然を満喫しながらの耐久レース
▼馬車馬術コンバインドライビング
ドライバーと1頭又は2頭、又は4頭の馬で1チームとなり、2~3日間で馬車馬術(ドリブンドレッサージュ)、マラソン、コーン(障害物)を行う
▼軽乗(ボールディング)
円運動をしている馬の上で演技を行う馬上体操
▼テントペギング
走行しながらソード(剣)やランス(槍)で、地面に置いてある小さな標的(ペグ)を拾い上げて駆け抜け、ポイントを競う
▼競馬
球技・乗馬の乗り方の種類
▼ポロ
4人の騎手で1チームとなり、7分間のチャッカを最大8回行い、スティックを使ってより多く相手のゴールにボールを入れ得点を競う
▼打毬(だきゅう)
地面に置かれた毬(まり)を、長さ1~2mの毬杖(まりずえ、きゅうじょう)を使って、自チームの色の毬を毬門(まりもん)へ、規定数入れるまでを競う
▼ホースボール
4人の騎手で1チームとなり、10分ハーフの前後半・合計20分間に、ハンドル(持ち手)が付いたボールを、より多く相手のゴールへ入れ得点を競う
ホースショー
▼馬上槍試合ジョスト
ジョスト(Joste:古いフランス語)、ジョスティング(Jousting:英語)は、ヨーロッパで行われていた騎兵(cavalier:キャバリアー)の一騎打ち競技